こころがけ

自律神経失調症とは、交換神経と副交感神経のふたつの自立神経のバランスが崩れることによって生じる病気のことです。
自律神経失調症は、ほかの病気と違い、血液に異常がでるなどの、明らかな症状がでないため発見することが難しく、手術や薬の投与によって改善することはできせん。
また、この病気は、めまい、頭痛、下痢などの症状を引き起こします。
その主な原因として考えらているのがストレスです。
したがって、その改善方法は、主にストレスの排除ということになります。
感情を表に出す、ストレスがたまったらカラオケに行く、定期的に運動をする、食生活を整えるなどして、改善することができます。
特に、食生活を管理するのは、難しいです。
野菜を毎日食べるように心がけるようにします。
また、職場やプライベートでの人間関係をうまくすることも大切です。
このように、自律神経失調症の治療は、自分でおこなうことができ、薬ですぐに完治するものではありません。

 

経過観測が必要な病名

自律神経失調症というのは、疾患単位として確立された病気でしなく、きわめてあいまいな病態です。
不定愁訴症候群または、いわゆる自律神経失調症という病名は、初期の暫定的診断としては有用なのですが、経過観察によって異なった病名に変わる場合があるといわれています。
自律神経失調症の診断基準は、専門の医療機関を除いては、一般に行われるものではありません。
したがって、除外診断をして、残ったものを自律神経失調症とすることが多いのです。
そのために診断が難しく、自律神経失調症とよく間違われる病気があります。
診断を間違えれば治療にはならず、改善もなされることはないので経過観測が一般的になるのです。
例えば、不安神経症は、不安や緊張により、自律神経失調をきたします。
パニック障害は、症状の出方は似ていても、脳の病気と考えられるようになりました。
なにか重要な病気でないかと、疑い続けるなら心気症が考えられると言われています。
また、症状の発想の仕方、訴えの仕方が、不安や葛藤を象徴している場合は、転換ヒステリーであるといわれます。

 

根気よく

自律神経失調症の改善のためにはストレスをためないことや、生活習慣を変えることなどが有効です。
病院で治療をすることもできますが、その場合、健康保険が適用され3割の自己負担で済みます。
自律神経失調症の治療は、薬物療法、カウンセリング、マッサージなどがあり、これらすべての治療に対して保険が適用されます。
自律神経失調症の治療費は心療内科や精神科にいった場合、1回で2000円から4000円位かかります。
カウンセリングは1回につき5000円から10000円かかります。
マッサージや鍼灸治療は1回で2000円から5000円かかります。
いろいろな改善方法を試していくと月々の支払が多くなりますが、そういった場合は自立支援医療制度を利用することで治療費の負担が1割負担になりますので、医療費を抑えることができます。
自律神経失調症ははっきりとした改善方法がわかっていないですし、改善されるまで長い時間がかかったりしますので根気よく続けることが大切です。